離婚を考え始めたとき、
「弁護士に相談した方がいいのか」
「まだそこまで大ごとじゃない気もする」
そんな迷いが、誰にでもあると思います。
正直に言うと、僕自身も最初はそうでした。
ただ、実際に
・離婚調停
・別居
・子の監護者指定審判
まで経験してみて、今ははっきり思っています。
弁護士の無料相談は、最低でも2〜3件は受けた方がいい。
今回はその理由を、僕の実体験をもとに整理します。
なぜ、弁護士の無料相談が必要なのか
① 自分の判断や行動が「法律的に不利にならないか」分からないから
離婚問題では、
- この行動は不利にならないか
- 逆に、今やらないと不利になることは何か
こうした判断が常につきまといます。
しかし、ほとんどの人は
離婚を前提に法律と向き合うのは初めて です。
ネットの情報だけでは、
それが「一般論」なのか「自分のケースでも通用する話」なのか分かりません。
弁護士に相談することで、
- 今の状況は危険か/問題ないか
- どんな選択肢があるのか
を、法律の視点で整理してもらえます。
② 弁護士といっても、離婚分野の経験はバラバラだから
実際に後から分かったことですが、
弁護士といっても、
- 離婚事件の経験が豊富な人
- 手続き中心で、戦略的な話はあまり出てこない人
- 親権や監護の話に強い人
本当に差があります。
正直に言うと、僕は無料相談で一人の弁護士にしか話を聞いていませんでした。
だからこそ、あとになって
「他の弁護士の考えも聞いておけばよかった」
と何度も思うことになりました。
話してみないと分からない。
だからこそ今なら、1人ではなく複数の弁護士に会う意味があるとはっきり言えます。
③ 親権・財産分与・養育費・慰謝料の「優先順位」を整理できる
無料相談では、
- 親権はどこまで主張するのか
- 財産分与・養育費・慰謝料の考え方
- どこが「絶対に譲れないポイント」か
こうした論点を一緒に整理できます。
僕の場合も、
「全部を取りにいく」のは現実的ではない ことを理解し、
どこに軸を置くかを考えるきっかけになりました。
④ 書類作成と手続きの負担が、想像以上に重いから
実際にやってみて痛感しましたが、
- 申立書
- 主張書面
- 証拠整理
- 音声データの文字起こし
- 裁判所とのやり取り
これを 仕事をしながら一人でやるのは本当に大変 です。
僕は、
- 5月:離婚調停を申立て
- 9月:三女と別居を開始
- 10月:子の監護者指定審判を申立て
という流れの中で、
相手が10月に弁護士を立ててきた段階で、こちらも依頼を決めました。
結果的に、
- 契約書と委任状を書くだけ
- あとは書類作成・郵送・連絡を全て任せられる
精神的にも時間的にも、かなり救われました。
僕が無料相談で得られた「一番大きな気づき」
無料相談を通して一番強く感じたのは、
離婚や親権の判断は、感情ではなく「積み重ね」と「見せ方」で決まるということでした。
当事者になるとどうしても、
「相手が悪い」
「自分は正しい」
という気持ちが先に立ちます。
でも、法的な場ではそれだけでは通用しません。
具体的には、こんな気づきがありました。
- 親権・監護は「一発の出来事」ではなく、
日常の関わりや継続的な関与の積み重ねが重視されること - 同じ事実でも、
書面の書き方ひとつで印象が大きく変わること - 相手の出方次第で、
取るべき戦略は柔軟に変える必要があること
これらは、ネットを読んでいるだけではなかなか気づけなかったポイントでした。
「弁護士との相性」は、想像以上に重要だった
また、以前から内容証明の送付で弁護士とやり取りしていたこともあり、
メール対応の速さや説明の分かりやすさも、判断材料になりました。
正直に言うと、
- 調停員の前では心強く感じる
- でも、審判で裁判官が同席すると、少し萎縮して見えた
そんな場面もありました。
一方で、相手方の女性弁護士は、
裁判官対応に慣れているように見え、
「この場面では、こういうタイプの弁護士の方が強いのかもしれない」
と感じたのも事実です。
だからこそ残っている後悔
だからこそ今も、
「あの時、他の弁護士にも相談しておけばよかった」
という後悔が残っています。
能力の優劣というよりも、
「自分のケース」「これから進む局面」に合った弁護士かどうかは、
実際に話してみないと分からなかったからです。
この経験から、僕ははっきり言えます。
弁護士選びは、最初の無料相談の段階で
比較する前提で動くべきだった。
弁護士選びのステップ(僕が今ならこうする)
もし今の知識を持ったまま、当時に戻れるなら、こうします。
① 無料相談を2〜3件申し込む
まずは情報収集。比較前提で動く。
② 自分の状況と“優先順位”を整理する
親権/監護、財産分与、養育費、慰謝料…
「何が最優先で、何は譲れるのか」を言語化する。
③ 費用感・信頼感・相性で比較する
金額だけではなく、
・話が噛み合うか
・説明が具体的か
・戦略(見立て)を提示してくれるか
まで含めて見極める。
④ 納得した上で依頼する(依頼しないも含めて決める)
一度頼むと、時間もお金も簡単には変えられない。
だからこそ「腹落ち」してから決める。
そして今思えば、探偵から
「女性弁護士か、大きな事務所か」
という選択肢を示されたときも、両方に話を聞いていれば判断材料は増えたはずでした。
費用についての現実的な話
僕が今支払っている弁護士費用は、
- 相手方に内容証明を送るため着手金:225,000円
- 離婚調停、審判の着手金:30万円
を今のところ支払っており、離婚成立などでまた同じくらい支払う予定です。
まだ妻と同居している時に聞いた話だと、相手方の女性弁護士は、
- 着手金50万
と聞いており、本当にピンキリだと感じました。
友人の中には、
知り合いの弁護士に30万円でまとめて依頼できた人もいましたが、
そんな都合の良いケースは稀です。
法テラスという選択肢もありますが、
収入の要件で使えない人も多いのが現実です。
だからこそ、複数の事務所で費用感を確認することが重要です。
今すぐ動いてほしい理由──「依頼するための見通し」を立てるため
これは今なら、はっきり言えます。
離婚問題で一番怖いのは、感情だけで動いてしまい、現実的な準備(特にお金とタイミング)が追いつかないことです。
- 弁護士にいくらかかるのか分からない
- どこまでが無料で、どこから費用が発生するのか分からない
- いざ依頼しようとした時に、資金が足りない
こうした状態のまま進むと、
「本当は弁護士をつけた方がいいのに、費用面で動けない」
「相手が弁護士を立ててから、慌てて探す」
という状況に陥りやすくなります。
弁護士費用は、事務所によって本当に差があります。
- 着手金はいくらか
- 調停・審判・訴訟でどう変わるのか
- 途中で追加費用は発生するのか
ネットで見ても「〇〇万円〜」のような表記が多く、自分のケースに当てはめた金額は見えにくい。
だからこそ、無料相談で
- 自分の状況だと、どんな手続きが必要になりそうか
- どこまで進んだ場合、どれくらいの費用が見込まれるか
- 今すぐ依頼すべきか、準備期間を取れるか
この“見通し”を弁護士本人から直接聞いて整理することに意味があります。
無料相談は、今すぐ契約するための場ではありません。
将来の選択肢を狭めないために、費用と流れを把握しておくための場です。
最後に:過去の僕に一つだけ伝えるなら
もし過去の自分に一言だけ伝えられるなら、こう言います。
「余裕のあるうちに、弁護士の無料相談を2〜3件受けろ」
話を聞いてみて、
- この人なら信頼できそうか
- 自分の状況を理解してくれているか
- 説明が具体的で現実的か
それを確認するだけで十分です。
その場で決める必要はありません。契約しなくていい。
今日やることは一つだけです。
「離婚 弁護士 無料相談」で検索して、2〜3件、相談を申し込む。
話を聞くだけで構いません。
それが、これからの選択を守る一歩になります。

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