第4章 離婚調停と親権争い

虚偽DV事件をきっかけに、僕は妻とできるだけ早く離れるために離婚調停を申し立てました。
しかし、そこで待っていたのは父親という立場の不合理さでした。

調停に証拠を提出──しかし調停員は取り合わない

調停では、
これまでに録音した

  • 妻のモラハラや経済的嫌がらせ
  • 子どもたちの前で父親を悪者にしている状況

などをすべて証拠として提出しました。

僕は心のどこかで、

「これだけ事実を示せば理解してもらえる」

と淡い期待を抱いていました。

しかし、調停員の反応は冷たく、
むしろ僕の方が悪い印象を持たれているようでした。

妻が調停で

母親S

「父親が怒ったら怖いんです」

と言ったことで、
調停員はその言葉に同調し、
逆に僕の方が悪い印象を持たれたように感じました。

今思えば、
録音の文字起こしを提出しても、

調停はあくまで「話し合いの場」であり、裁判とは違う

という前提があったのだと思います。

「あなたの場合はとても異例なケースです」──調停員の言葉

調停員から最初に言われたのは、この言葉でした。

調停員

「あなたの場合はとても異例なケースなんです」
「親権や慰謝料など全ての項目で対立していて、この調停では解決できません」
「同居してるんでしょ?」
本当に離婚されるんですか?

最初から“無理”と言われているようなものでした。

僕はせめて、子どもたちの前で父親の悪口を言うのはやめてほしいと訴え、

父親M

「調停で学ぶべき動画にも、子どもに悪口を言わないこととありましたよね」

と伝えました。

調停員は、

調停員

「悪く言わないようにと伝えましたから」

と言っていたので、
僕は少し安堵して帰宅しました。

しかし妻の反応はまるで別世界の話だった

自宅に帰ると、妻はこう言いました。

母親S

「そんなこと言われてない」
「あなたは言われたの?」
「あの調停員、全然話を聞いてくれない
調停って意味あるの?」

調停員の言っていたことは、本当だったのかと疑ってしまうような反応でした。

第二回調停──証拠を出しても状況は変わらない

僕は第二回調停で、

初回の調停直後に妻が話していた実際の家庭内の音声

を証拠として提出しました。

しかし調停員は、
明確にこちらへ配慮してくれるわけでもありません。

そこで僕は弁護士と相談し、婚姻費用分担の申立ても追加で行いました。

理由は明確でした。

  • 食費の大半
  • 子どもの生活費のほとんど
  • 住宅ローン

これらを僕がほぼ全額負担していたからです。

調停員に対して平気で嘘をつく妻

妻は心療内科に通院し、睡眠薬と精神薬を使用していたため、
朝起きられず家事も育児もほとんどしていませんでした。

そのことを調停員に伝えて確認してもらうと、

妻は 

母親S

「そういうところにかかったことはありません」 

と言ったそうです。

調停でも平気で嘘をつくのかと僕は言葉を失いました。

「次回で調停は不成立になります」──婚姻費用も同居していると判断できない

調停員が婚姻費用分担について出した結論は、以下です。

調停員

「同居している状態では、どちらがどうとは判断できません」

そしてついには、

調停員

「親権をどちらも譲らない状態なので、次回で調停は不成立になります」

と告げられました。

このままでは娘を守れない──ついに別居を決意

僕にとって、調停不成立は

  • 妻から再び「暴力夫」に仕立てられる可能性
  • 三女が毎日傷つけられる環境が続くこと

を意味していました。

これ以上、
三女の心が壊れていくのを見ているわけにはいきませんでした。

そうして僕は、

三女と二人で別居することを決断したのです。

しかし別居は、何かがすぐに好転する魔法の選択ではありませんでした。

生活は一変し、想像していなかった問題も次々と現れました。
それでも、少なくとも同居していた頃とは違う「時間の流れ」が始まったのは確かです。

第5章では、三女と二人で別居したあとに待っていた現実、
そして「別居したからこそ見えたこと」について書いていきます。