虚偽DV事件をきっかけに、僕は妻とできるだけ早く離れるために離婚調停を申し立てました。
しかし、そこで待っていたのは父親という立場の不合理さでした。
調停に証拠を提出──しかし調停員は取り合わない
調停では、
これまでに録音した
- 妻のモラハラや経済的嫌がらせ
- 子どもたちの前で父親を悪者にしている状況
などをすべて証拠として提出しました。
僕は心のどこかで、
「これだけ事実を示せば理解してもらえる」
と淡い期待を抱いていました。
しかし、調停員の反応は冷たく、
むしろ僕の方が悪い印象を持たれているようでした。
妻が調停で
「父親が怒ったら怖いんです」
と言ったことで、
調停員はその言葉に同調し、
逆に僕の方が悪い印象を持たれたように感じました。
今思えば、
録音の文字起こしを提出しても、
調停はあくまで「話し合いの場」であり、裁判とは違う
という前提があったのだと思います。
「あなたの場合はとても異例なケースです」──調停員の言葉
調停員から最初に言われたのは、この言葉でした。
「あなたの場合はとても異例なケースなんです」
「親権や慰謝料など全ての項目で対立していて、この調停では解決できません」
「同居してるんでしょ?」
「本当に離婚されるんですか?」
最初から“無理”と言われているようなものでした。
僕はせめて、子どもたちの前で父親の悪口を言うのはやめてほしいと訴え、
「調停で学ぶべき動画にも、子どもに悪口を言わないこととありましたよね」
と伝えました。
調停員は、
「悪く言わないようにと伝えましたから」
と言っていたので、
僕は少し安堵して帰宅しました。
しかし妻の反応はまるで別世界の話だった
自宅に帰ると、妻はこう言いました。
「そんなこと言われてない」
「あなたは言われたの?」
「あの調停員、全然話を聞いてくれない」
「調停って意味あるの?」
調停員の言っていたことは、本当だったのかと疑ってしまうような反応でした。
第二回調停──証拠を出しても状況は変わらない
僕は第二回調停で、
初回の調停直後に妻が話していた実際の家庭内の音声
を証拠として提出しました。
しかし調停員は、
明確にこちらへ配慮してくれるわけでもありません。
そこで僕は弁護士と相談し、婚姻費用分担の申立ても追加で行いました。
理由は明確でした。
- 食費の大半
- 子どもの生活費のほとんど
- 住宅ローン
これらを僕がほぼ全額負担していたからです。
調停員に対して平気で嘘をつく妻
妻は心療内科に通院し、睡眠薬と精神薬を使用していたため、
朝起きられず家事も育児もほとんどしていませんでした。
そのことを調停員に伝えて確認してもらうと、
妻は
「そういうところにかかったことはありません」
と言ったそうです。
調停でも平気で嘘をつくのかと僕は言葉を失いました。
「次回で調停は不成立になります」──婚姻費用も同居していると判断できない
調停員が婚姻費用分担について出した結論は、以下です。
「同居している状態では、どちらがどうとは判断できません」
そしてついには、
「親権をどちらも譲らない状態なので、次回で調停は不成立になります」
と告げられました。
このままでは娘を守れない──ついに別居を決意
僕にとって、調停不成立は
- 妻から再び「暴力夫」に仕立てられる可能性
- 三女が毎日傷つけられる環境が続くこと
を意味していました。
これ以上、
三女の心が壊れていくのを見ているわけにはいきませんでした。
そうして僕は、
三女と二人で別居することを決断したのです。
しかし別居は、何かがすぐに好転する魔法の選択ではありませんでした。
生活は一変し、想像していなかった問題も次々と現れました。
それでも、少なくとも同居していた頃とは違う「時間の流れ」が始まったのは確かです。
第5章では、三女と二人で別居したあとに待っていた現実、
そして「別居したからこそ見えたこと」について書いていきます。



