第217回国会 参議院法務委員会 第10号(令和7年5月20日)

目次

開催概要

  • 開催日:令和7年5月20日
  • 国会:第217回国会
  • 会議:参議院法務委員会 第10号
  • 位置づけ:令和7年国会審議(法務委員会)

この回のポイント

令和7年の法務委員会。共同親権・親子交流・面会交流・養育費等に言及した質疑。(開催日: 2025-05-20)

このページは共同親権・親子交流・面会交流・養育費等に言及した発言を中心に編纂抜粋しています。同日の他議題は必要に応じて除外しています。

発言

各発言は「要旨」(編纂による言い換え要約)と「原文抜粋」(会議録からの短い引用)を分けて示します。評価や賛否の断定はしません。全文は国会会議録のリンクで確認してください。

この回の発言者(人物)

福島みずほ

所属・肩書

立憲民主・社民・無所属

発言要旨(要約)

父母の合意がない場合でも裁判所が共同親権を定めうる点について、手続や争いの増え方を尋ねた。

原文抜粋

つまり、懸念があったら人が幸せになることを阻むんですか。あなたの幸せを、夫婦同姓になる人を邪魔したりしません。夫婦同姓になることに懸念があるなんて言いません。夫婦同姓に関して邪魔しないですよ。にもかかわらず、別姓になることを、同性婚になることを、何で懸念があると言って邪魔するんですか。分からない。ここにいる全ての皆さんにも申し上げたい。分からないですよ。いろんな家族観、いろんな家族観、それがあることは理解します。あなたの家族観は尊重します。しかし、違う、違う選択肢があることを認めないということが問題だと思うんです。あなたの家族観は認めます。

(会議録 p.5)

国会会議録(当該発言)

嘉田由紀子

所属・肩書

日本維新の会

発言要旨(要約)

養育費の定め方・確保に関する論点に触れた。

原文抜粋

ようやく家族に関わるところのデータを原票に戻って分析するようになった、それは二年分しかないということですね。逆に、今そういう視点が生まれてきたということで、大変大事だと思います。 最初から申し上げていますけれども、複合的な要因ですので大変絡み合っているんですけれども、今の時点で言えることは、一人親家庭の場合に、全体の家族の中に占める一人親家庭は六から七%です。でも、父母合わせて、ここで一人母親、一人父親で、男性の場合には二五%ぐらいですね、女性の場合は二八%ぐらい。

(会議録 p.8)

国会会議録(当該発言)

嘉田由紀子

所属・肩書

日本維新の会

発言要旨(要約)

共同親権について質問した。

原文抜粋

その分析のときに大切な概念が、片親疎外あるいは忠誠葛藤という問題です。 実は今日発売なんですけど、私自身が書いた本ですので宣伝するわけではないんですが、「子どもは誰のものか? 離婚後「共同親権」が日本を救う」という書籍、本日発売です。その中の第四章に、「離婚に直面した子どもの心に寄り添う道」ということで、まさに幸福度が日本は国際的に見て低いというところから書き起こしまして、そして、父と母との間で子供は本当に揺れます。その専門的なところ、日本は研究が余りにも少ないんです。御存じだと思いますけれども、審議官は。

(会議録 p.9)

国会会議録(当該発言)

源河真規子

所属・肩書

こども家庭庁長官官房審議官

発言要旨(要約)

養育費の定め方・確保に関する論点に触れた。

原文抜粋

片親疎外につきましては、政府として用いている用語ではございませんので、その定義等についてのお答えをすることは控えさせていただければと思います。 ただ、こども家庭庁といたしましては、父母の離婚前後においても子供の人格が尊重され、心身の健全な発達が図られることが重要であると考えておりまして、離婚前後の親に対する支援として、自治体等を通じて、離婚が子供に与える影響、離婚後の生活について考える機会を提供する親支援講座の実施、養育費、親子交流に関する相談支援、手続支援等を進めているところでございます。

(会議録 p.9)

国会会議録(当該発言)

嘉田由紀子

所属・肩書

日本維新の会

発言要旨(要約)

審議中の論点について質問した。

原文抜粋

そして、片親疎外は児童虐待であるという定義まで、既に東京高裁は、児童虐待と片親疎外という、学校で面会できないなんということも含めて言い始めていただいておりますので、ここは是非ともしっかりと研究をしていただいて、日本でももちろん片親疎外の研究成果は出始めております。青木聡さんなり、あるいは小田切紀子さんなりの論文御存じだと思いますけれども、アメリカにはこの蓄積が大変多くございますので、是非検討していただきたいと思います。 そこにつながって、忠誠葛藤という概念、これをこども家庭庁さんはどう考えているでしょうか。

(会議録 p.9)

国会会議録(当該発言)

源河真規子

所属・肩書

こども家庭庁長官官房審議官

発言要旨(要約)

親子交流について説明・答弁した。

原文抜粋

今御指摘がありました忠誠葛藤につきましては、親子交流の支援などで個別ケースに応じて判断しているものであるというふうに考えております。

(会議録 p.9)

国会会議録(当該発言)

仁比聡平

所属・肩書

日本共産党

発言要旨(要約)

父母の合意がない場合でも裁判所が共同親権を定めうる点について、手続や争いの増え方を尋ねた。

原文抜粋

改めて、DV被害と共同親権についてお尋ねをしたいと思います。 私は、別居や離婚の後も父母間で親としての責任を共同して果たすんだということが真摯に合意をされる、それが子供の利益にかなうという場合は、離婚後も親としての責任を共同していくということはあり得ると申し上げてきました。 ところが、昨年、可決、成立をして、施行が来年という民法改正においては、共同行使の真摯な合意ができない場合、父母間にそうした合意がない場合、その場合も裁判所が定め得るということになっていて、大論争になってきたわけですね。

(会議録 p.11)

国会会議録(当該発言)

仁比聡平

所属・肩書

日本共産党

発言要旨(要約)

DV等がある場合の共同親権・親権判断の扱いについて質問した。

原文抜粋

この加害者更生プログラムに取り組んでおられるアウェアという一般社団法人の代表者の方の記事が先ほどのものなんですけれども、DVの加害者の男性の証言として、結婚した後、彼女が自分のものになったと思ったと、特権意識を持って接するようになったと。ある男性は四十代で、妻への身体的な暴力のほか、物を壊したり、幼い子供に向かって携帯を投げたり、妻に警察を呼ばれそうになると携帯を取り上げて壊して、泣いて見せたという。優しくすることとDVとを交互にして妻を混乱させた。

(会議録 p.12)

国会会議録(当該発言)

一次資料

令和7年国会審議(法務委員会)国会審議(年度一覧)令和6年国会審議(法案)

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