第217回国会 衆議院法務委員会 第17号(令和7年5月28日)

目次

開催概要

  • 開催日:令和7年5月28日
  • 国会:第217回国会
  • 会議:衆議院法務委員会 第17号
  • 位置づけ:令和7年国会審議(法務委員会)

この回のポイント

令和7年の法務委員会。共同親権・親子交流・面会交流・養育費等に言及した質疑。(開催日: 2025-05-28)

このページは共同親権・親子交流・面会交流・養育費等に言及した発言を中心に編纂抜粋しています。同日の他議題は必要に応じて除外しています。

発言

各発言は「要旨」(編纂による言い換え要約)と「原文抜粋」(会議録からの短い引用)を分けて示します。評価や賛否の断定はしません。全文は国会会議録のリンクで確認してください。

この回の発言者(人物)

  • 円より子
  • 竹内努
  • 鈴木馨祐
  • 源河真規子

円より子

所属・肩書

国民民主党・無所属クラブ

発言要旨(要約)

共同親権、親子交流について、同居・別居の実態の点を尋ねた。

原文抜粋

本日は、離婚後や別居中の別れて暮らす親と子の親子交流について質問させていただきます。 これは長年、面接交渉権とか、つい最近まで面会交流とか呼ばれておりましたが、今は面会交流よりも親子交流と言った方がいいのではないか、そういった御意見も参議院、衆議院のちょうど共同親権の法案審議の中で随分言われておりましたので、今日は親子交流ということでお話しさせていただきます。 長い間、我が国は、離婚後の親権は単独でした。それがいよいよ、小泉先生が大臣のときに御審議されました共同親権も、二〇二六年、来年から選択できるようになります。

(会議録 p.16)

国会会議録(当該発言)

円より子

所属・肩書

国民民主党・無所属クラブ

発言要旨(要約)

共同親権について、手続負担の点を尋ねた。

原文抜粋

多分、それは中高年離婚が増えていることなのか、それとも子供の数が減っているのか、その辺はちょっと分かりませんが、およそ十九万の離婚件数のうち、今もなお、長年ずっと調停離婚や裁判離婚よりも九割という数で協議離婚が占めておりますが、そのうちの、もちろん調停とか裁判離婚も含めてでもよろしいんですが、せっかく共同親権も選択できるようになりましたが、どのくらいの方々がこの共同親権を選ぶと見込まれているのでしょうか。

(会議録 p.16)

国会会議録(当該発言)

竹内努

所属・肩書

法務省民事局長

発言要旨(要約)

親権、子の利益について、裁判所の判断・子の利益・施行・運用の点を説明した。

原文抜粋

民法改正法では、父母が協議上の離婚をするときは、父母の協議で、その双方又は一方を親権者と定めることとされており、父母の協議が調わないときは、裁判所が子の利益の観点から、親権者を父母双方とするか、その一方のみとするかを判断することとされております。 離婚後の親権者を父母双方とするか、その一方のみとするかにつきましては、各家庭における個別具体的な事情に即しまして、子の利益の観点から最善の判断がされるべきものであると考えております。 したがいまして、民法改正法の施行後に、離婚後に父母双方が親権者となる件数を一概に予測することは困難であると考えております。

(会議録 p.16)

国会会議録(当該発言)

円より子

所属・肩書

国民民主党・無所属クラブ

発言要旨(要約)

共同親権、親子交流についての見解を述べた。

原文抜粋

この法律が、かなりドメスティック・バイオレンスの被害者の方々や様々な方々からの反対意見も多い中で、わざわざこれが作られたのは、共同親権が子供にとっての利益になる、かなりの親が選ぶと考えてのことかと私は思っていたんですね。 実は、私は、長い間、こうした子供たち、離婚した子供たちとつき合ってきましたので、面会交流、さっきから言います親子交流ですね、離婚後の、それがしっかりと国からも自治体からも支えられ、相談するような場があったりすれば、わざわざ共同親権にしなくてもいいのかなとずっと思ってはきたんです。

(会議録 p.17)

国会会議録(当該発言)

竹内努

所属・肩書

法務省民事局長

発言要旨(要約)

子の利益について、同居・別居の実態・子の利益・施行・運用に触れる事例を紹介した。

原文抜粋

法務省は、令和六年民法改正法に関する調査審議を行った法制審議会家族法制部会におきまして、その調査審議の議論の参考とするため、令和二年度に未成年期に父母の離婚を経験した子に対するアンケート調査を実施し、令和四年度には、未成年期に父母の別居、離婚を経験した子に関するインタビューを含む調査研究を実施いたしました。

(会議録 p.17)

国会会議録(当該発言)

鈴木馨祐

所属・肩書

法務大臣/自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

審議中の論点について、同居・別居の実態に触れる事例を紹介した。

原文抜粋

私どもとしましては、現在のところでは、父母の離婚等を経験する子たちを対象としたウェブサイトの開設を行って、このウェブサイトを通じた、離婚やあるいは離婚後の養育に関する知識、あるいは、父母の離婚に関して、自分を責めてはいけない、責める必要はない、あるいは、言いたいこと、これは周りに言っていい、そういったこと等についての情報提供をしっかりとしているところであります。 また、私どもといたしましては、本年度、父母の離婚、別居を経験する子の養育について、子の意思等を適切に反映させる方策に関する調査研究ということで、それを行う予定であります。

(会議録 p.17)

国会会議録(当該発言)

円より子

所属・肩書

国民民主党・無所属クラブ

発言要旨(要約)

養育費の確保・履行の仕組みについて質問した。

原文抜粋

例えば、母親に暴力を振るっていたのをずっと見ていた男の子が、お母さんにこんなんじゃ駄目だから離婚した方がいいよと小学生で勧めたような男の子が、お父さんが嫌いなのかなと思っていたら、いや、中学に入るときに、お父さんにちゃんと入学した、合格したことを知らせて、その後ずっとお父さんと会っているとか。

(会議録 p.18)

国会会議録(当該発言)

源河真規子

所属・肩書

こども家庭庁長官官房審議官

発言要旨(要約)

養育費の定め方・確保に関する論点に触れた。

原文抜粋

離婚後も引き続き父母双方が適切な形で子供の養育に関わることは、子供の利益を確保する上で大変重要であると認識しております。 このため、令和七年度予算におきまして、今委員から御指摘がございましたように、離婚前の相談支援から離婚後の養育費確保、親子交流支援までを伴走型で一体的に提供できるよう、離婚前後家庭支援事業として予算の強化を図ったところでございます。

(会議録 p.18)

国会会議録(当該発言)

円より子

所属・肩書

国民民主党・無所属クラブ

発言要旨(要約)

養育費の確保・履行の仕組みについて質問した。

原文抜粋

養育費の取決め、これは何割ぐらいなのか。また、しっかりと養育費の取決めにかかわらず送っている人もいますし、決めても送らない人もいるかと思うんですが、そういう養育費がしっかり子供たちに送られるためにどんな対策を取っていらっしゃるか。 離婚理由の大半は、統計ではよく性格の不一致と出ているんですが、実は経済的要因が圧倒的に多いんですね。浮気されても暴力を受けていても結構離婚しない人が多いんです、夫の地位が高かったり収入があったりすれば。

(会議録 p.18)

国会会議録(当該発言)

竹内努

所属・肩書

法務省民事局長

発言要旨(要約)

養育費の履行確保の仕組みについて説明した。

原文抜粋

令和三年度全国ひとり親世帯等調査の結果によりますれば、養育費の取決めをしていると回答した割合は、母子世帯の母では四六・七%、父子世帯の父では二八・三%であります。 また、養育費の受給状況について、養育費を現在も受けていると回答した割合は、父親からの養育費では二八・一%、母親からの養育費では八・七%でございました。

(会議録 p.18)

国会会議録(当該発言)

一次資料

令和7年国会審議(法務委員会)国会審議(年度一覧)令和6年国会審議(法案)

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