会議日
開催概要
- 開催日:令和4年3月29日
- 議題
- 1 親子関係、離婚後の子の監護について必要な事項の定めに関する検討(二読)
- 2 養育費、面会交流等に関する手続的な規律及び父母の離婚後等における子に関する事項の決定に係る規律の検討(二読)
- 部会長:大村敦志
- 部会長代理:窪田充見
第13回のポイント(議事概要)
以下は法務省の会議ページに掲載された議事概要です。発言見出しは人物ページへリンクしています。要旨は短い整理です。全文は一次資料(議事録PDF)を参照してください。
1 部会資料12に基づき、離婚後の子の監護について必要な事項の定めに関する実体的な規律のうち、離婚時の情報提供に関する規律や未成
年の子の父母の協議離婚に関する規律などについて意見交換が行われた。
2 部会資料13に基づき、養育費、面会交流等に関する裁判手続、民事執行手続に係る規律などについて意見交換が行われた。
委員・幹事の発言
名簿登載者の主要発言をPDFから抜粋(1人最大2件・計最大12件)。参考人ヒアリング本文は原則未収録です。
この回の発言者(人物)
井上久美枝
所属・肩書
名簿上は委員(日本労働組合総連合会副事務局長)。議事録表記「井上委員」
発言要旨
ありがとうございます。1と2の両方について発言させていただきます。 まず「離婚後養育講座」の方ですが、理念はよいと思っているのですけれども、ただ、 離婚当事者は総じて高葛藤の状態で離婚する場合が多く、その前後にこのような講座を受講できるような環境にあるものなのかと思っていましたが、今の棚村委員のお話を伺うと、 そういうところが整備されれば、この講座自体を持つのはいいのかと思ったところです…
ありがとうございます。1と2の両方について発言させていただきます。 まず「離婚後養育講座」の方ですが、理念はよいと思っているのですけれども、ただ、 離婚当事者は総じて高葛藤の状態で離婚する場合が多く、その前後にこのような講座を受講できるような環境にあるものなのかと思っていましたが、今の棚村委員のお話を伺うと、 そういうところが整備されれば、この講座自体を持つのはいいのかと思ったところです。 15ページ、(注2)のところに「離婚後養育講座の制度化に当たっては、実施主体を検討する必要がある」という記載があります。こちらも今棚村委員から、自治体でという話…
(PDF p.8)
武田典久
所属・肩書
名簿上は委員(親子の面会交流を実現する全国ネットワーク代表)。議事録表記「武田委員」
発言要旨
親子ネットの武田でございます。 第1、前回発言したことに私もちょっと補足させていただきたいのと、2に関してということで発言させていただければと思います。 恐らく親講座、当事者としてそういう講座に参加したことがあるのは多分私だけかなと思っています…
親子ネットの武田でございます。 第1、前回発言したことに私もちょっと補足させていただきたいのと、2に関してということで発言させていただければと思います。 恐らく親講座、当事者としてそういう講座に参加したことがあるのは多分私だけかなと思っています。私が参加したのは、前回も少し申し上げましたけれども、6年前ぐらいです。今は息子と暮らしておりますけれども、当時は正に皆さんがおっしゃるような高葛藤、 そういう時期でございました。 私が受講したのは二つです。 一つが当初、参考人でもお越しなっていただきましたFPICさん、かるがも勉強会です。こちらは1時間ぐら…
(PDF p.11)
窪田充見
所属・肩書
名簿上は委員(神戸大学大学院法学研究科教授)。議事録表記「窪田委員」
発言要旨
窪田でございます。 私の方からは、17ページの2の(1)の後、次のページの(2)に関して2点発言させていただきたいと思います…
窪田でございます。 私の方からは、17ページの2の(1)の後、次のページの(2)に関して2点発言させていただきたいと思います。 先ほど弁護士の立場から池田先生、佐野先生の御発言を聞きながら幾つか考えていたのですが、18ページの(2)で法律家による確認が求められるということの意味については、それが真意に基づくものだということを確認するということもありますが、もう一つは、法律家の目から見て一定の妥当性を有しているものかどうか、公平なものであるかという実体的な判断をするという部分が求められているのではないかと思います。 先ほど池田先生から御発言がありまし…
(PDF p.15)
水野紀子
所属・肩書
名簿上は委員(白鷗大学教授)。議事録表記「水野委員」
発言要旨
水野でございます。ありがとうございます。 手を挙げるときに言おうと思った内容のご発言がすでにありましたので、ちょっと重なってしまうところはあるのですけれども、申し上げます…
水野でございます。ありがとうございます。 手を挙げるときに言おうと思った内容のご発言がすでにありましたので、ちょっと重なってしまうところはあるのですけれども、申し上げます。先ほど池田委員が17ページのウのところで、合意形成が例外だという位置付けはいかがなものか、むしろ「合意の促進を」とおっしゃいましたけれども、これに対して戒能委員の方から反対という御意見がありました。私もやはり合意促進という位置付けは、問題があるように思っております。 本来、西欧法では、離婚は全て裁判離婚によるのが長い間の大原則でしたし、フランス法などでも、ほかの民事裁判は和解によ…
(PDF p.16)
杉山悦子
所属・肩書
名簿上は幹事(一橋大学大学院法学研究科教授)。議事録表記「杉山幹事」
発言要旨
幹事の杉山です。 まず17ページの2についてでありますけれども、(1)のアからウのうち、ウが例外 --例外といいますか、ウの占める位置付けについてはいろいろ意見の対立がありましたけれども、基本的に全体的な方向性としては協議離婚の際に合意とかの債務名義の作成を促進するものであり、そのような方向性自体、私は賛成しております…
幹事の杉山です。 まず17ページの2についてでありますけれども、(1)のアからウのうち、ウが例外 --例外といいますか、ウの占める位置付けについてはいろいろ意見の対立がありましたけれども、基本的に全体的な方向性としては協議離婚の際に合意とかの債務名義の作成を促進するものであり、そのような方向性自体、私は賛成しております。そして、基本的にこの提案は、アのような新しいタイプのものも含めて、債務名義を取得していることが協議離婚の際に必要となるというものだと理解しております。 このような制度にするかどうかは別としまして、簡易迅速に養育費についての債務名義が…
(PDF p.17)
赤石千衣子
所属・肩書
名簿上は委員(特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)。議事録表記「赤石委員」
発言要旨
しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石でございます。ありがとうございます。 まず、17ページの「協議離婚に関する規律」なのですけれども、いろいろ悩むのですけれども、協議離婚でよく聞く順番というのは、突然、例えば夫の方が家を出ていったと、 理由も分からないと…
しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石でございます。ありがとうございます。 まず、17ページの「協議離婚に関する規律」なのですけれども、いろいろ悩むのですけれども、協議離婚でよく聞く順番というのは、突然、例えば夫の方が家を出ていったと、 理由も分からないと。何かのときにちょっと戻ってきたというようなときに離婚届が書いてあって、置いて行ったと。あるいは、こちらから書いて、もう仕方ないのだからといって渡したというようなことで、協議をするというような感じなのか、あるいは個々に書いて、それで結局どちらかが出すみたいな感じなのではないかなと思うのです。そのときに…
(PDF p.18)
菅原ますみ
所属・肩書
名簿上は委員(白百合女子大学人間総合学部発達心理学科教授/お茶の水女子大学名誉教授)。議事録表記「菅原委員」
発言要旨
ありがとうございます。白百合女子大学の菅原でございます。では、短く意見を述べさせていただきます…
ありがとうございます。白百合女子大学の菅原でございます。では、短く意見を述べさせていただきます。 ちょっと戻りますが、15ページの「1 情報提供に関する規律」ですが、いろいろな御意見がありまして、なるほどと思うことも多かったのですけれども、今の池田委員のご発言にもあったように、まだまだ多くの方々が、離婚に巻き込まれた子どもたちのこととか、赤石委員のおっしゃったような、離婚後どうやって建設的に、前向きにお互いの人生や新しい家族関係を作っていくのかという基礎的なリテラシーというのもまだまだ普及していないと思われますので、1の、まず案①のところは、やはり…
(PDF p.20)
棚村政行
所属・肩書
名簿上は委員(早稲田大学法学学術院教授)。議事録表記「棚村委員」
発言要旨
ありがとうございます。私も手短にしますけれども。 まず17ページのところで、協議離婚に関して必要な事項について弁護士等の法律家の確認ということで、先ほど来、ほかの委員とか杉山幹事からも言われているように、一体何を確認するかということと、それから確認した結果、債務名義にするとか、何にまたそれを使うかによって必要な専門性とか知見とか、そういうものは異なってくると思うのです…
ありがとうございます。私も手短にしますけれども。 まず17ページのところで、協議離婚に関して必要な事項について弁護士等の法律家の確認ということで、先ほど来、ほかの委員とか杉山幹事からも言われているように、一体何を確認するかということと、それから確認した結果、債務名義にするとか、何にまたそれを使うかによって必要な専門性とか知見とか、そういうものは異なってくると思うのです。ですから、この辺りは何を確認するのか、それに対してどういう効果を具体的に与えるのかに応じて、関与すべき専門家、それから皆さんから出ている経験とか知見とか、そういうものも、一般的に資格…
(PDF p.21)
原田直子
所属・肩書
名簿上は委員(弁護士(福岡県弁護士会所属))。議事録表記「原田委員」
発言要旨
まず、池田委員が言われたように、弁護士に期待していただくというのはとても有り難いので、できるだけこたえたいという気持ちはあるのですけれども、ただ、ここに書いてあるような当事者の真意に基づくものかとか、かつ適正であるかという判断をするとなると、持ってきた人に1回面談するだけではとても無理ではないかと思いますし、 双方の確認が必要だとか、子どもさんについて考えなければいけないということになると、 とても重たい手続になるのではないかと思いまして、協議離婚の制度が今までのようなものではなくなると思います…
まず、池田委員が言われたように、弁護士に期待していただくというのはとても有り難いので、できるだけこたえたいという気持ちはあるのですけれども、ただ、ここに書いてあるような当事者の真意に基づくものかとか、かつ適正であるかという判断をするとなると、持ってきた人に1回面談するだけではとても無理ではないかと思いますし、 双方の確認が必要だとか、子どもさんについて考えなければいけないということになると、 とても重たい手続になるのではないかと思いまして、協議離婚の制度が今までのようなものではなくなると思います。これは本来、裁判所がすることではないかと思います。 …
(PDF p.23)
武田典久
所属・肩書
名簿上は委員(親子の面会交流を実現する全国ネットワーク代表)。議事録表記「武田委員」
発言要旨
最後、「3 法定額養育費に関する規律」というところに関して意見を述べさせていただければと思います。 基本的にはこの法定額養育費、まあ、養育費を決めなければいけないというインセンティブになり得るということかなと思いますので、前向きに検討していくべきではなかろうかと考えています…
最後、「3 法定額養育費に関する規律」というところに関して意見を述べさせていただければと思います。 基本的にはこの法定額養育費、まあ、養育費を決めなければいけないというインセンティブになり得るということかなと思いますので、前向きに検討していくべきではなかろうかと考えています。 1点、すみません、我々こういう事例が多いものですから申し上げるのですけれども、 一方的に同意を得ず連れ去られたケース、これはもう基本的に届出時点では子の監護について必要な事項の協議をすることができないということになるであろうと、そんなふうに思っています。 これを踏まえて、この…
(PDF p.25)
畑瑞穂
所属・肩書
名簿上は委員(東京大学大学院法学政治学研究科教授)。議事録表記「畑委員」
発言要旨
畑でございます。 債務名義の点について、既に多々出ている御意見とおおむね重なりますが、執行力の付与ということについては、ある程度慎重な検討は必要であろうかとは思っております…
畑でございます。 債務名義の点について、既に多々出ている御意見とおおむね重なりますが、執行力の付与ということについては、ある程度慎重な検討は必要であろうかとは思っております。 現在、裁判所が関わらない債務名義である執行証書というのがありますけれども、それは公務員である公証人が作成するということとともに、そこでは意思確認、真意の確認という話が今日も出ておりますけれども、意思確認についての手続のようなことが法令上定められておりますし、また、いわゆる執行受諾文言のようなことも要求されております。 今日も話に出ております認証ADRの話でも、執行の合意という…
(PDF p.26)
赤石千衣子
所属・肩書
名簿上は委員(特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)。議事録表記「赤石委員」
発言要旨
ありがとうございます。9ページ、まず「暫定的面会交流命令」ということ、 それから最後に「面会交流の直接的な強制」についても意見を述べたいと思います。 本当にこの暫定的な面会交流命令というものに、とてもとても驚いてしまいましたということがまずございます…
ありがとうございます。9ページ、まず「暫定的面会交流命令」ということ、 それから最後に「面会交流の直接的な強制」についても意見を述べたいと思います。 本当にこの暫定的な面会交流命令というものに、とてもとても驚いてしまいましたということがまずございます。 質問なのですけれども、「父母の別居から一定期間内」というのは、どの程度なのかということです。 それから命令の種類、これは月に1回とか、このようになるのか、それとも1回限りの命令が出るのかというようなことはちょっとお聞きしたいと思います。 その上で意見なのですけれども、先ほども細矢委員が、裁判所では双…
(PDF p.43)