会議日
開催概要
第22回のポイント(議事概要)
以下は法務省の会議ページに掲載された議事概要です。発言見出しは人物ページへリンクしています。要旨は短い整理です。全文は一次資料(議事録PDF)を参照してください。
1 以下の4名から、家族法制の見直しについて、(1)DV被害者支援の拡充を求める立場、(2)離婚等係争中の同居親の立場、(3)離婚を経験した同居親の立場、(4)DV被害者かつ別居親の立場から、ヒアリングが行われた(以下の記載は、実施順)。
・ 遠藤智子参考人(一般社団法人社会的包摂サポートセンター事務局長)
・ じゅんこ参考人(仮名)
・ U.A.参考人(匿名)
・ K.M.参考人(匿名)
2 厚生労働省から令和3年度全国ひとり親世帯等調査の結果概要に関する報告及び質疑応答が行われた。
委員・幹事の発言
名簿登載者の主要発言をPDFから抜粋(1人最大2件・計最大12件)。参考人ヒアリング本文は原則未収録です。
この回の発言者(人物)
endo-tomoko
所属・肩書
議事録表記「遠藤参考人」。一般社団法人社会的包摂サポートセンター事務局長(概要)
発言要旨
相談支援の現場から、中間試案前注のDV・虐待対応への評価と、パブリックコメントで寄せられた「DVではないと言われたら」という不安を踏まえ、被害者にリスクのない制度設計を求める
原文抜粋
皆さん、こんにちは。本日は発言の機会を頂きまして、大変ありがとうございます。社会的包摂サポートセンターと申します一般社団の事務局長をしております遠藤と申します。よろしくお願いいたします。サポートセンターの御説明を少しだけ。当法人は2011年、東日本大震災の被災者支援からスタートしておりまして、その後、全国を対象とした365日24時間対応の電話とSNSの相談などをしております。その中でDVの被害の御相談なども10年以上受けさせていただいているという状況です。今回のパブリック・コメントに当たりまして、中間試案の(前注)に、全ての規律が配偶者からの暴力や父母による虐待がある事案に適切に対応することと書かれまして、本当に有り難いと、DVの被害者の相談を受けてきましたところからは思っております。ところが、パブリック・コメントが始まりまして、大変多くの被害の当事者の方から不安な声というのが寄せられておりまして、端的に申しますと、「DVではない」と言われたらどうしたらいいのだろうということだと思っております。そうした御不安がなくなるような、被害者にリスクがないような制度設計ということで、是非御審議をお願いしたいと思いまして、相談を受ける側から、DV被害の実態などについて、今日は4点ほどお話をさせていただきたいと思っております。 索引: [`../witnesses-index.md`](../witnesses-index.md#session-22)
(PDF p.2)
戒能民江
所属・肩書
名簿上は委員(お茶の水女子大学名誉教授)。議事録表記「戒能委員」
発言要旨
戒能でございます。遠藤参考人、大変リアルで実態に即したお話を頂きまして、 現状がよく理解できたのではないかと思っております。中でも、この部会で必ずしも十分に議論されていなかった点、つまり、子どもへの性虐待のことを、より深刻に受け止めるべきだということは大変心に響きました…
原文抜粋
戒能でございます。遠藤参考人、大変リアルで実態に即したお話を頂きまして、 現状がよく理解できたのではないかと思っております。中でも、この部会で必ずしも十分に議論されていなかった点、つまり、子どもへの性虐待のことを、より深刻に受け止めるべきだということは大変心に響きました。 それで、リスクを回避する制度的な設計が必要であることと、最後に支援とワンセットにした法整備ということをお話しになったのですけれども、遠藤参考人が今まで直接的な支援、相談もなさってきて、それから、性暴力のSNS相談ですね、あれについても関わっていらっしゃったと聞いておりますが、そう…
(PDF p.7)
武田典久
所属・肩書
名簿上は委員(親子の面会交流を実現する全国ネットワーク代表)。議事録表記「武田委員」
発言要旨
親子ネット、武田でございます。勇気を出してお話しいただきまして、本当にありがとうございます。あと、弊会のホームページ、じゅんこさんの相手方が訴訟のために使ったと、ごめんなさい、まずはおわびを申し上げたいと思います…
原文抜粋
親子ネット、武田でございます。勇気を出してお話しいただきまして、本当にありがとうございます。あと、弊会のホームページ、じゅんこさんの相手方が訴訟のために使ったと、ごめんなさい、まずはおわびを申し上げたいと思います。 少し事実関係を教えてほしいです。個人の係争に関わることですので、お答えできなければお答えできないで全然構いません。一つは、面会交流を強制されたという御説明があったと思います。この面会交流の強制というのは、家庭裁判所上で調停委員から言われた、 合意させられたという形なのか、審判が出て命令されたという形なのか、これが1点目です。もう一つ、お…
(PDF p.15)
青竹美佳
所属・肩書
名簿上は幹事(大阪大学大学院高等司法研究科教授)。議事録表記「青竹幹事」
発言要旨
ありがとうございます。大阪大学に所属しております幹事の青竹と申します。 今日、興味深いお話を伺いまして、大変勉強になりました。ありがとうございます。U. A.参考人御自身も単独親権者でいらっしゃりながら、元夫の方がお子さんに一緒に関わっていらっしゃるという状況、非常に面白くお聞きしました…
原文抜粋
ありがとうございます。大阪大学に所属しております幹事の青竹と申します。 今日、興味深いお話を伺いまして、大変勉強になりました。ありがとうございます。U. A.参考人御自身も単独親権者でいらっしゃりながら、元夫の方がお子さんに一緒に関わっていらっしゃるという状況、非常に面白くお聞きしました。U.A.参考人の御発言で、 家族が多様であるというので、余り一つの理想というのを押し付けない方がいいのではないかといったような御趣旨のことをおっしゃっていたところを、非常にそのとおりと共感いたしました。 それで、U.A参考人御自身の今の状況に加えて、もしほかの方た…
(PDF p.22)
武田典久
所属・肩書
名簿上は委員(親子の面会交流を実現する全国ネットワーク代表)。議事録表記「武田委員」
発言要旨
親子ネット、武田でございます。今日はよいお話、どうもありがとうございました。私も実は今では共同養育をやる関係になりまして、そこに至るまで、U.A.参考人とは違って大変な長期間が掛かりましたので、非常に羨ましい限りでございます…
原文抜粋
親子ネット、武田でございます。今日はよいお話、どうもありがとうございました。私も実は今では共同養育をやる関係になりまして、そこに至るまで、U.A.参考人とは違って大変な長期間が掛かりましたので、非常に羨ましい限りでございます。 質問としては、今、面会交流も別に緻密に決めているわけでもないし、きちんとお子さんの成長に合わせて、会話をしながら、相談しながらやられているのだなということを実感いたしました。今後、お子さんも大きくなって、お母さん、お父さんも含めて、環境の変化もあろうかと思います。そんな中で、例えばお子さんの進学とかお父さんやお母さんの引っ越…
(PDF p.23)
青竹美佳
所属・肩書
名簿上は幹事(大阪大学大学院高等司法研究科教授)。議事録表記「青竹幹事」
発言要旨
そうです。 ○U.A.参考人親権者ではない方が、どうして関わらない方がいいと感じてしまうのかなというのが少し、私自身は、興味がないと言っては少し語弊があるかもしれないですけれども、関わりたくないということなのか、それほど関わることに興味がないということなのか…
原文抜粋
そうです。 ○U.A.参考人親権者ではない方が、どうして関わらない方がいいと感じてしまうのかなというのが少し、私自身は、興味がないと言っては少し語弊があるかもしれないですけれども、関わりたくないということなのか、それほど関わることに興味がないということなのか。やはり親権と親であることというのがそもそも別のものだということが余り十分理解されていないのかなとは感じていますが、親権者ではない側が、親権者ではないから会わない方がいいと感じている人が、私自身は余りぴんと来なくて、どちらかというと私が感じているのは、親権というもののせいで会えていないというふう…
(PDF p.23)
戒能民江
所属・肩書
名簿上は委員(お茶の水女子大学名誉教授)。議事録表記「戒能委員」
発言要旨
委員の戒能と申します。お話しいただき、問題提起を頂きまして、本当にありがとうございます。確認のような御質問なのですが、様々な形があってよいということでしたが、U…
原文抜粋
委員の戒能と申します。お話しいただき、問題提起を頂きまして、本当にありがとうございます。確認のような御質問なのですが、様々な形があってよいということでしたが、U.A.参考人の場合は、別居親の方が以前からこういうお考えなのか、それとも、別れた後にこういうお考えに、どういう契機といいましょうか、変わっていったのかというようなことも一つお聞きしたいことです。確認としては、共同養育という形に制度化してしまった場合の弊害が大きいのではないかというようなことを、おっしゃりたいということでよろしいでしょうか。細かく規律で制度化していくことが、かえって子どもの幸せ…
(PDF p.25)
赤石千衣子
所属・肩書
名簿上は委員(特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)。議事録表記「赤石委員」
発言要旨
しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石です。本当にいろいろつらい思いをされてきたかと思います。確認なのですが、幾つかお聞きしたいと思います…
原文抜粋
しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石です。本当にいろいろつらい思いをされてきたかと思います。確認なのですが、幾つかお聞きしたいと思います。連れ去られたという事件があってから割と早くに、監護者指定と子の引き離しと保全を申し立てておられるのですけれども、結論が出るまですごく長く掛かっているのはなぜだとお思いになっていらっしゃるかということと、それから、何度か調査官調査は入っているのですが、どういう結論になったのかなというところを、もし教えていただければ有り難いです。 ○K.M.参考人私も、この長く掛かってしまった理由というのは全く分からないです。 調査官…
(PDF p.29)
小粥太郎
所属・肩書
名簿上は委員(東京大学大学院総合文化研究科教授)。議事録表記「小粥委員」
発言要旨
委員の小粥と申します。今日は本当に難しいお話を聞かせてくださって、本当にありがとうございました。私からお聞きしたいのは、今までの過程でたくさんの法律の専門家に接触されていると思うのですけれども、そういう方々に対して率直なところどういう印象を持たれたのかということを聞かせてほしいということです…
原文抜粋
委員の小粥と申します。今日は本当に難しいお話を聞かせてくださって、本当にありがとうございました。私からお聞きしたいのは、今までの過程でたくさんの法律の専門家に接触されていると思うのですけれども、そういう方々に対して率直なところどういう印象を持たれたのかということを聞かせてほしいということです。家裁の調査官のことについては少し今、お話が出ましたけれども、元々弁護士さんに頼んでいろいろな手続をやっておられるのかとか、お話の中からはよく分からなかったのですけれども、弁護士さんですとか、あるいは家庭裁判所の調停委員、あるいは裁判官など、印象に残っていること…
(PDF p.30)
大石亜希子
所属・肩書
名簿上は委員(千葉大学大学院社会科学研究院教授)。議事録表記「大石委員」
発言要旨
委員の大石です。お時間を頂きましてありがとうございます。私が週刊社会保障という雑誌に寄稿したものについて、少しお時間を頂きまして説明させていただきたいと思います…
原文抜粋
委員の大石です。お時間を頂きましてありがとうございます。私が週刊社会保障という雑誌に寄稿したものについて、少しお時間を頂きまして説明させていただきたいと思います。私は第20回の部会におきまして、省庁横断的な検討会の設置を求めたいという内容の意見書に名を連ねたわけなのですけれども、その背景についてどのようなことを考えていたのかということを御説明したいと思います。 はじめにの最初の節は、もう皆様御承知のことと、今、厚労省の方から最新のデータを御説明いただきましたので、2節、家族法制の見直しと税制・社会保障制度のところから御説明させていただきたいと思いま…
(PDF p.33)
原田直子
所属・肩書
名簿上は委員(弁護士(福岡県弁護士会所属))。議事録表記「原田委員」
発言要旨
ありがとうございます…
原文抜粋
ありがとうございます。厚労省にお伺いしたいのですけれども、養育費とか面会交流それぞれ、離婚後の年数によっての実施状況、例えば、養育費であれば61ページから62ページに掛けて父母の割合が書いてあると思うのですけれども、例えば61ページの母子家庭によって養育費の受給状況が2年未満、2年から4年、4年以降とありますが、この数字は現在も受けている人を100%をした場合のパーセントであって、例えば 2年未満の人が現在も受けているというのと、受けたことがないという比較は、これではできていないということになるのでしょうか。パーセントがこれで全体では100にならな…
(PDF p.37)
赤石千衣子
所属・肩書
名簿上は委員(特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)。議事録表記「赤石委員」
発言要旨
関連します。しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石でございます。先ほど菅原委員からの御質問で大石委員が答えていた税控除、扶養控除を受けているといった問題については今も生じているのかというような御質問でよかったでしょうか…
原文抜粋
関連します。しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石でございます。先ほど菅原委員からの御質問で大石委員が答えていた税控除、扶養控除を受けているといった問題については今も生じているのかというような御質問でよかったでしょうか。私どもの団体でもかなりそういう訴えがあって、それを取り組むのをどうしたものかというのは考えておりました。ほかの姉妹団体というか、ネットワークを組んでいる団体の方からも、そういう方がいるという訴えがあったので、きちんとそこを質問して聞いたことがないので、それを質問して聞いたら、もっと出てくる可能性があるのではないかと思っております。 今の…
(PDF p.37)
原田直子
所属・肩書
名簿上は委員(弁護士(福岡県弁護士会所属))。議事録表記「原田委員」
発言要旨
どの程度の分析をされているか分からないのですけれども、75ページから7 6ページに掛けて面会交流の実施状況というのがありまして、母子家庭の場合、協議離婚で面会交流の取決めをしている世帯は、現在も行っている率がかなり高い…
原文抜粋
どの程度の分析をされているか分からないのですけれども、75ページから7 6ページに掛けて面会交流の実施状況というのがありまして、母子家庭の場合、協議離婚で面会交流の取決めをしている世帯は、現在も行っている率がかなり高い。その他の離婚、 これは多分、調停とか裁判離婚と考えていいのではないかと思いますけれども、それは行っていると、行ったことがないという率が余り変わらない。これに対して、父子家庭の場合は、協議離婚の場合に現在も行っている率がかなり高いのはそうなのですけれども、その他の離婚の場合でも現在行っている率がかなり高いという、この母子家庭と父子家庭…
(PDF p.40)