家事事件における保全を、一次資料の読む順番(5ステップ)で整理します。主眼は審判前の保全処分/保護命令/民事保全の区別です。認容率や個別の使い方は扱いません。運営の意見表明ではありません。
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目次
1. 現象 — 公的調査・統計で見えること
審判前の保全処分の件数は司法統計で類型として現れますが、本サイトの調査・統計には未掲載です(新規編纂はしていません)。いま置ける数値は、別手続である保護命令のスナップショットです。
- 関連数値:保護命令事件(地裁・DV防止法。家裁の保全ではない)
- 認容率・「濫用」の全国比率は未編纂
2. 条文・通達・運用
三つの保全(別手続)
- 審判前の保全処分(家裁・家事事件手続法)— 本案の審判・調停を前提にした暫定措置
- 保護命令(地裁・DV防止法)— DV防止法 / DV 第2段
- 民事保全(地裁等・民事保全法)— 一般の仮処分等。家事の審判前保全とは別枠組み
区別の索引:保護命令/支援措置/家裁認定の区別 / 支援措置(住民票)
公式入口
- 裁判所:家事事件の手続案内(一覧から関連手続へ)
- 子の引渡し・監護と併用されやすい — 子の引き渡し 第2段 / 監護
- 法令一覧:法令
3. 経緯(立法・審議会)
保全そのものが単独の大改正テーマになることは少なく、親子法制・DV・引渡し執行の議論の中で実務論点として言及されます。
4. 人物・団体の公式主張
参考人・団体が「保全の使い方」「濫訴・被害」に言及する場合があります。原文は会議録・声明へ。運営は評価しません。
5. 残争点/資料上言えていないこと
- 審判前の保全処分・保護命令・民事保全の三つの混同が起きやすいです。管轄・要件・効果が異なります。
- 一方の手続の結果を、他方の認否や勝敗として読み替えません。
- 保全の認容率や「濫用」の全国比率を示す公的統計は、本サイトでは確認・編纂できていません。