第221回国会 参議院皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員会 第2号(令和8年7月15日)

目次

開催概要

  • 開催日:令和8年7月15日
  • 国会:第221回国会
  • 会議:参議院皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員会 第2号
  • 位置づけ:令和8年国会審議(関連委員会等)

この回のポイント

令和8年の関連委員会等(法務委員会以外)。共同親権・親子交流・面会交流・養育費等に言及した質疑。(開催日: 2026-07-15)

このページは共同親権・親子交流・面会交流・養育費等に言及した発言を中心に編纂抜粋しています。同日の他議題は必要に応じて除外しています。

発言

各発言は「要旨」(編纂による言い換え要約)と「原文抜粋」(会議録からの短い引用)を分けて示します。評価や賛否の断定はしません。全文は国会会議録のリンクで確認してください。

この回の発言者(人物)

木原稔

所属・肩書

内閣官房長官/自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

ただいま議題となりました皇室典範等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、皇族が、摂政、国事行為の臨時代行、皇室会議の議員その他の役割を担っておられることから、皇族数が減少している現状に鑑み、皇族数の確保のための措置を講ずるものであります。 次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。 第一に、内親王及び女王について、天皇及び皇族以外の男子との婚姻によって皇族の身分を離れることがないこととし、当該婚姻について皇室会議の議を経ることとしております。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

山谷えり子

所属・肩書

自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

平成二十九年のいわゆる退位特例法の附帯決議にあった女性宮家の創設の検討について、政府はどのように受け止め、今回の改正案でどのように対応したのか、お伺いいたします。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

木原稔

所属・肩書

内閣官房長官/自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

政府としては、附帯決議の女性宮家の創設というものを、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持することというふうに受け止めて検討を行ってまいりました。そして、この今回の法案において対応したということになります。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

山谷えり子

所属・肩書

自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

つまり、宮家については直接に制度論として取り上げるべきものではない、結局のところ、附帯決議における、いわゆる女性宮家の創設の検討という要請に関連して国会や政府が制度論として議論できるのは、内親王、女王に婚姻後も皇族としての身分の保持を認めるか否かという点に限られる。政府はこの点について、法案の中で結論を出しています。附帯決議の要請に十分に応えていると思います。 本年六月、天皇皇后両陛下は、オランダ、ベルギーから御招待をいただき、両国を御訪問されました。長い歴史を持つ皇室と王室が紡いできた交流の深さ、豊かさ、改めて感じました。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

山谷えり子

所属・肩書

自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

離脱に当たり、加藤進宮内府次長は、旧宮家の方々に、万が一にも皇位を継ぐべきときが来るかもしれないとの御自覚の下で身をお慎みになっていただきたいと要請されたといいます。また、「昭和天皇実録」を読みますと、昭和二十二年十月十八日、旧宮家の皆様を夕食に招かれて、「皇族としての皆さんと食事を共にするのは今夕が最後であります。しかしながら従来の縁故と云ふものは今後に於ても何等変るところはないのであつて将来愈々お互いに親しく御交際を致し度いと云うのが私の念願であります。」とおっしゃられたという記述がございます。 今年は皇紀二千六百八十六年。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

長浜博行

所属・肩書

立憲民主・無所属

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

良識の府、再考の府とかつては言われたこともあったこの参議院で、八十年の歴史を持つ皇室典範が、僅か数時間の審議で、十分な質疑も行われずに改悪されることを想像すると、まさに断腸の思いです。 私は、退位特例法の際の附帯決議が、安定的な皇位継承を確保するための諸課題に関して、先延ばしにすることはできない重要な課題と断じているにもかかわらず、本質的な議論を避けていることを問題視してまいりました。男性皇族では当然なのに、女性皇族が婚姻後も皇室に残り、さらに、配偶者及び子が皇族になることがなぜ問題なのでしょうか。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

木原稔

所属・肩書

内閣官房長官/自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

〔理事岡田直樹君退席、委員長着席〕 今後、今般の法律案が成立した場合には、まずは、施行に向けて、政省令の整備など万全の準備をしてまいります。その上で、施行後には改正法附則第六条の見直し規定を踏まえるとともに、また附帯決議の趣旨を尊重しつつ、立法府の御意思というものを尊重して適切に対応してまいりたいと考えております。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

谷合正明

所属・肩書

公明党

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

この度の皇室制度をめぐる議論は、平成二十九年の退位特例法の附帯決議を受けて始まりました。その後、政府有識者会議は、令和三年十二月の報告書において、将来の皇位継承の議論とは切り離し、皇族数の確保という喫緊の課題について議論すべきと提言しました。その際、悠仁親王殿下までの皇位継承の流れをゆるがせにしないことが確認され、その前提の下で、私たち全体会議における議論が進められてきました。 公明党も、その認識の下、令和六年五月に、女性皇族の婚姻後の身分保持と旧十一宮家の男系男子の養子縁組という二つの方策を了承いたしました。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

谷合正明

所属・肩書

公明党

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

次に、附則第六条と附帯決議案について伺います。 本改正案では、婚姻をした内親王、女王の配偶者や子は皇族とならないことが前提とされていますが、衆参正副議長が示した附帯決議案の第一項目の勘案事項として、その配偶者や子の身分の問題も含まれ得るという理解でよろしいでしょうか。 まず、参議院法制局長に伺います。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

川崎政司

所属・肩書

参議院法制局長

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

衆参正副議長が示されました「附帯決議案に盛り込んで頂くことをお願いしたい内容」、いわゆる附帯決議案につきましては、その経緯、位置付け、趣旨等に鑑みれば、基本的に、皇室典範等改正法案、特に附則第六条の検討条項の施行に当たっての解釈や運用の指針を示すものと解されます。 その上で、法案附則第六条第一項の検討条項は事項的な制限のない一般的な検討条項となっており、また、その解釈や運用指針を示す附帯決議案の第一項目は、その検討に当たり、皇族の方々を取り巻く環境等を主要な考慮要素として勘案することを求めたものと解されます。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

谷合正明

所属・肩書

公明党

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

それでは、官房長官にこの附則第六条、また附帯決議案についての認識について、同じ質問になりますが、確認をさせてください。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

谷合正明

所属・肩書

公明党

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

本法案では、養子皇族男子の子孫の皇位継承順位は実方の系統によることと規定いたしました。これは、つまり、皇位継承資格を持たない女性皇族が養子皇族男子と婚姻し、男子がお生まれになった場合にもその継承順位は実方の系統によることとなります。 しかし、立法府の総意を超えて、今この段階で将来の皇位継承順位を先取りし、固定しようとしたものでは決してないと理解しております。したがって、立法府の総意で触れられなかった養子皇族男子の子孫の皇位継承権については、附則及び附帯決議に基づき、静ひつな環境の下で改めて議論すべきものと私は考えます。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

川崎政司

所属・肩書

参議院法制局長

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

衆参正副議長四者におかれましては、附帯決議案の第一項目で勘案事項とされている皇族の方々を取り巻く環境につきまして、養子皇族男子となられた方々に関する事項として、その支援体制のほか、御自身やその御家族の生活上の問題や法制上の問題など、広く対象となり得るところであり、そこでは養子皇族男子の子孫の皇位継承権に関する事項も含まれ得るとの御認識ではないかと拝察をいたしております。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

谷合正明

所属・肩書

公明党

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

官房長官にもお伺いしますけれども、政府としてこの同様の認識でよろしいのかということについて答弁を求めたいと思います。この附帯決議の第一項目、第三項目で養子皇族男子の子孫の皇位継承権の問題の対象となり得るという理解でいいのか、また、三十年ごとの見直し規定があるけれども、これについての見解について伺いたいと思います。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

木原稔

所属・肩書

内閣官房長官/自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

審議中の論点について、施行・運用に言及した。

原文抜粋

また、後段の見直し規定につきましては、附則第六条第二項、三十年間は改正できないというような趣旨ではなく、必要があれば三十年ごとには見直すことという趣旨であるという認識です。 一方で、附則第六条第一項は、改正後の法律の規定について、施行の状況を踏まえて所要の検討が加えられ、必要なときは検討結果に基づいて所要の措置が講ぜられるとしており、この検討条項をどのように運用して実際に検討、見直しを行っていくかについては、政府としては、こちらも立法府の意思を尊重して対応してまいります。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

谷合正明

所属・肩書

公明党

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

それでは、その附帯決議なんですけれども、一部には、これは法的拘束力がなく、将来の担保としては弱いのではないかとの指摘もあります。しかし、今回の議論自体が退位特例法の附帯決議を受けて始まったものであり、附帯決議は国会の意思として私は極めて重い意味を持つものと考えます。 その上で、今回の附帯決議、まあ参議院の段階では附帯決議案ですけれども、前回とは大きく異なる特徴があります。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

川崎政司

所属・肩書

参議院法制局長

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

委員会の附帯決議は、一般的には、委員会の意思を表明するものであり、法的拘束力を有するものとはされておりません。 ただ、今回の附帯決議案につきましては、先生も御指摘のとおり、立法府の総意としての衆参正副議長による議論のとりまとめで示され、また、去る六月二十五日の全体会議において、今回の皇室典範等改正法案の要綱がこの議論のとりまとめに沿ったものであるかどうかの判断に当たり、附帯決議により一定の補足、明確化がなされることを前提として、了承することにしたいとの判断が衆参正副議長から示され、その後、補充をした「附帯決議案に盛り込んで頂くことをお願いしたい内容」が各…

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

谷合正明

所属・肩書

公明党

発言要旨(要約)

審議中の論点について説明・答弁した。

原文抜粋

最後に申し上げます。 政府有識者会議では、皇室をめぐる課題が政争の対象となったり、国論を二分したりするようなことがあってはならないと指摘したことを、改めて、私自身もそうでありますが、重く受け止めるべきであります。皇室制度は、日本国憲法第一条が定めるとおり、国民の総意に基づく制度です。政府におかれては、引き続き国民へ丁寧な説明を尽くされるよう求め、私の質問を終わります。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

片山大介

所属・肩書

日本維新の会

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

早速質問をさせていただきたいと思います。 今回の改正案は、平成二十九年の天皇退位特例法の附帯決議に安定的な皇位継承の確保の必要性が盛り込まれたことがきっかけです。その後、令和元年の今上陛下の即位の礼、そして、翌令和二年の秋篠宮様の立皇嗣の礼とした一連の皇位継承に関する儀式を終えた後の令和三年、政府は、有識者会議を立ち上げてこの附帯決議の内容を検討し、そして、令和四年の一月にその報告書を国会に提出しました。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

木原稔

所属・肩書

内閣官房長官/自由民主党・無所属の会

発言要旨(要約)

親権と監護の関係について説明した。

原文抜粋

有識者会議におけるそのヒアリングやその他の会議での議論においては、家族法制の観点からは、配偶者に皇族の身分を認めなくても、夫婦の同居、協力、扶助義務を履行することは可能であるということ、また、配偶者と子を皇族としなくとも、夫婦は子に対して共同親権を行使することができて、子に対する監護とか養育をする権利と義務を有するので、これは子育てにも法的な支障はないということ。 また、諸外国の事例を挙げさせていただくと、イギリス王室では、例えばアン王女は王族でありますが、御家族は王族ではありません。それによって何か問題が生じているわけではないと伺っております。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

高良沙哉

所属・肩書

沖縄の風

発言要旨(要約)

修正案・附帯決議に関連する審議上の確認を行った。

原文抜粋

発言の時間をいただき、ありがとうございます。限られた時間ですので、最後にまとめて御答弁をお願いいたします。 一九四六年に、当時の昭和天皇のいわゆる人間宣言によって、天皇制は神話によるものではなく、憲法を根拠に、制度として皇室典範に具体化されています。二〇一六年、当時の天皇陛下の言葉によって始まった生前退位の議論は、崩御に限定された皇位継承の例外として容認されました。天皇皇后両陛下の人間としての人生を国民が考慮し、理解が得られた結果ではないかと考えます。

(会議録 p.0)

国会会議録(当該発言)

一次資料

令和8年国会審議(関連委員会等)令和8年国会審議(法務委員会)資料一覧(国会審議)令和6年国会審議(法案)

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