法制審議会 家族法制部会 第17回(令和4年7月5日)

会議日

目次

開催概要

  • 開催日:令和4年7月5日
  • 議題
  • 家族法制の見直しに関する中間試案の取りまとめに向けた議論
  • 部会長大村敦志
  • 部会長代理窪田充見

第17回のポイント(議事概要)

以下は法務省の会議ページに掲載された議事概要です。発言見出しは人物ページへリンクしています。要旨は短い整理です。全文は一次資料(議事録PDF)を参照してください。

部会資料16-1、16-2、17-1及び17-2に基づき、父母の離婚後の子の監護に関する事項の定め等に関する規律、親以外の第三者による子の監護及び交流に関する規律、子の監護に関する事項についての手続に関する規律、養子制度に関する規律、財産分与制度に関する規律等について、中間試案の取りまとめに向けた意見交換が行われた。

委員・幹事の発言

名簿登載者の主要発言をPDFから抜粋(1人最大2件・計最大12件)。参考人ヒアリング本文は原則未収録です。

この回の発言者(人物)

原田直子

所属・肩書

名簿上は委員(弁護士(福岡県弁護士会所属))。議事録表記「原田委員」

発言要旨

ありがとうございます、弁護士の原田直子と申します。4点申し上げたいと思います…

ありがとうございます、弁護士の原田直子と申します。4点申し上げたいと思います。 まず、第4の1の離婚後の子の養育に関する講座の受講の件で、これに関して、前回、 裁判離婚の場合も受講義務を入れていいのではないかという御意見があったと思いますが、 裁判離婚に導入した場合に、離婚の要件とするということになると、認容判決を出す要件となったり、これを促すためには心証を開示しなければいけないというようなこともあって難しいのではないかと考えまして、もし前回の御意見が本文に上げるという趣旨の御提案であれば、私は(注)のままでよいのではないかと思いますし、受講させる…

(PDF p.3)

赤石千衣子

所属・肩書

名簿上は委員(特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)。議事録表記「赤石委員」

発言要旨

ありがとうございます、しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石でございます。 私は、この部会資料16-2の35ページ、離婚等以外の場面における監護者等の定めのところで意見を述べさせていただきます…

ありがとうございます、しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石でございます。 私は、この部会資料16-2の35ページ、離婚等以外の場面における監護者等の定めのところで意見を述べさせていただきます。 別居中、婚姻中の父母が別居したときはとなっているんですが、ここの定義が非常に曖昧なので、ちょっとこのままで意見に付すのは難しいのではないかなと思っております。 例えば、離れて暮らす期間が1年なのかとか、その期間とか何か書かれていないというか、 まだ議論が全然煮詰まっていないという状況でここに載せるのが、いかがなものかと思っております。例えば、何か大村先生の論文…

(PDF p.6)

戒能民江

所属・肩書

名簿上は委員(お茶の水女子大学名誉教授)。議事録表記「戒能委員」

発言要旨

ありがとうございます、戒能です。(前注2)の補足説明のところ、3点申し上げたいと思います。 このような形で配偶者間暴力、それから父母による虐待について、全体を通してこういう考え方をするんだということを示されたことは、評価したいとは考えております…

ありがとうございます、戒能です。(前注2)の補足説明のところ、3点申し上げたいと思います。 このような形で配偶者間暴力、それから父母による虐待について、全体を通してこういう考え方をするんだということを示されたことは、評価したいとは考えております。しかしながら、これは何度も申し上げておりますが、必ずしも今までの審議において、十分詰めた議論がされているわけではないと、この補足説明を見ても感じます。 1点目は、補足説明の方を御覧いただきたいと思うんですが、その1ページ目の2段落目ですね、例えばというところになりますが、そこに、やはりDVや児童虐待の特質の…

(PDF p.13)

池田清貴

所属・肩書

名簿上は委員(弁護士(東京弁護士会所属))。議事録表記「池田委員」

発言要旨

弁護士の池田でございます。私からは、第6の1、2、3について、それぞれ意見を申し上げたいと思います。 まず1ですが、調査嘱託の結果出てきた住民票の住所の取扱いについてですが、これまでの議論の中で、住所秘匿がされている場合もあり得るということから、相手方はこれを閲覧できないようにするという取扱いをしてはどうかという案もあったかと思います…

弁護士の池田でございます。私からは、第6の1、2、3について、それぞれ意見を申し上げたいと思います。 まず1ですが、調査嘱託の結果出てきた住民票の住所の取扱いについてですが、これまでの議論の中で、住所秘匿がされている場合もあり得るということから、相手方はこれを閲覧できないようにするという取扱いをしてはどうかという案もあったかと思います。これについても、ある程度賛同する意見があったかと思いますので、提案の中に入れてはどうかと思います。 2についてですが、まず、情報開示の規律というのについて、これまで財産分与だけについて議論がありましたけれども、これを…

(PDF p.24)

武田典久

所属・肩書

名簿上は委員(親子の面会交流を実現する全国ネットワーク代表)。議事録表記「武田委員」

発言要旨

2点目、同じく考慮要素の(注2)のところですね。4点記載があると思っています。①、②、③、④とありますが、ここはちょっと順序を変更いただきたいと思っています。①が交流を求める者と子との関係、②が子の生活状況、③が子の発達状況及び心情、この順番にしてはいかがかと考えています…

2点目、同じく考慮要素の(注2)のところですね。4点記載があると思っています。①、②、③、④とありますが、ここはちょっと順序を変更いただきたいと思っています。①が交流を求める者と子との関係、②が子の生活状況、③が子の発達状況及び心情、この順番にしてはいかがかと考えています。あと、④に関しては、交流を求める者と子の親権者又は監護者の関係と記載ありますが、ここは、飽くまで父母の関係でございますので、親子の関係とは別ものであると、私としては考えております。したがって、暴力に関する表記にもありますとおり、ここ、より暴力に寄せた表現にしてはいかがかと思います…

(PDF p.27)

木村

所属・肩書

名簿上は幹事(幹事(議事録表記・木村幹事))。議事録表記「木村幹事」

発言要旨

幹事の木村でございます、ありがとうございます。第6の3に関しまして発言させていただきたいと思います。 制度の位置付けに関わってこようかと思いますけども、特に(1)のイの方につきまして、調査官の中立性確保という観点を、もしも可能であれば、補足説明などで指摘していただきたいと思い、発言させていただきます…

幹事の木村でございます、ありがとうございます。第6の3に関しまして発言させていただきたいと思います。 制度の位置付けに関わってこようかと思いますけども、特に(1)のイの方につきまして、調査官の中立性確保という観点を、もしも可能であれば、補足説明などで指摘していただきたいと思い、発言させていただきます。適切な審理、調査のためには、裁判体や家裁調査官の客観性、中立性に対する信頼が得られるということは、極めて重要であり、子の調査における、子と家裁調査官との関係についても同様であります。また、別居親と子が最初に行う面会交流は、子の心情、子の利益に照らして、…

(PDF p.28)

菅原ますみ

所属・肩書

名簿上は委員(白百合女子大学人間総合学部発達心理学科教授/お茶の水女子大学名誉教授)。議事録表記「菅原委員」

発言要旨

ありがとうございます、白百合女子大学の菅原でございます。2点申し上げさせていただきます。 1点目は、皆さんがおっしゃったように、(前注2)で、配偶者への暴力や虐待のことを書き込んでいただいたことは大変賛成でございますので、表現をブラッシュアップしていっていただきたいと希望します…

ありがとうございます、白百合女子大学の菅原でございます。2点申し上げさせていただきます。 1点目は、皆さんがおっしゃったように、(前注2)で、配偶者への暴力や虐待のことを書き込んでいただいたことは大変賛成でございますので、表現をブラッシュアップしていっていただきたいと希望します。 2点目は、3番の面会交流に関する裁判手続の見直しの(1)の補足説明のところでございます。6ページの最終行から、「別居親と子との交流がない期間が長期間に渡って継続することとなりかねない」とありまして、次の段落で、「このようなことに対しては、 例えば、その後に面会交流の定めが…

(PDF p.29)

窪田充見

所属・肩書

名簿上は委員(神戸大学大学院法学研究科教授)。議事録表記「窪田委員」

発言要旨

もう事務当局の方で検討されるということでしたので、適切に検討されるんだろうと思いますが、第6の2のところでもあった財産分与を含む養育費、婚姻費用の分担及び財産分与と、最後の第8の財産分与との関係なのですが、恐らく子どもがいるいないにかかわらず、財産分与の問題は一般的にあって、なおかつそのときの情報開示の問題はあると思いますので、重複になるとしても、第6の2に示されているようなルールというのは、子どもの監護に関わることに限らずに、財産分与の前提としてあり得るのかなと思いました…

もう事務当局の方で検討されるということでしたので、適切に検討されるんだろうと思いますが、第6の2のところでもあった財産分与を含む養育費、婚姻費用の分担及び財産分与と、最後の第8の財産分与との関係なのですが、恐らく子どもがいるいないにかかわらず、財産分与の問題は一般的にあって、なおかつそのときの情報開示の問題はあると思いますので、重複になるとしても、第6の2に示されているようなルールというのは、子どもの監護に関わることに限らずに、財産分与の前提としてあり得るのかなと思いました。 他方で、第6の2の方は何なのかというと、これやはり、基本的には養育費なの…

(PDF p.37)

水野紀子

所属・肩書

名簿上は委員(白鷗大学教授)。議事録表記「水野委員」

発言要旨

水野でございます、ありがとうございます。財産分与の第8のところでございます。かつてこしらえた案を生かしていただいて、感慨深く拝見しております。そして、 先ほどの棚村委員の御発言ですが、それは、内容的には非常にもっともなことだとは思います…

水野でございます、ありがとうございます。財産分与の第8のところでございます。かつてこしらえた案を生かしていただいて、感慨深く拝見しております。そして、 先ほどの棚村委員の御発言ですが、それは、内容的には非常にもっともなことだとは思います。つまり、家族の生活が営まれている場所の居住権をどうやって確保するかというのは、重要な課題です。フランス法ですと、夫婦財産制の中のどんな財産制を採っても、共通して強制される制度として、居住権の保護が図られています。そのことについても議論はしたのですけれども、日本の場合には、不動産登記に取引安全がかかっていて、不動産の…

(PDF p.38)

棚村政行

所属・肩書

名簿上は委員(早稲田大学法学学術院教授)。議事録表記「棚村委員」

発言要旨

今、1点ちょっと付け加えさせてください。水野先生の御意見ももっともだと思います。ただ、改正要綱から26年経っていて、正に今回の諮問もそうですけれども、 子どもの養育ということで、子どもの利益を守るために、関連するところは少しいじろうという話で出ているわけです…

今、1点ちょっと付け加えさせてください。水野先生の御意見ももっともだと思います。ただ、改正要綱から26年経っていて、正に今回の諮問もそうですけれども、 子どもの養育ということで、子どもの利益を守るために、関連するところは少しいじろうという話で出ているわけです。それで、正に養子縁組についても、連れ子養子とかいろいろな形で、お子さんをめぐって、親を中心とした権利の体系でいろいろ議論して作られてきたものが、なかなか不明確であって不十分な規律の状況になっているということです。 せっかくの機会に、積み残しを一掃するとともに、私自身は、補足説明の(注)のところ…

(PDF p.39)

戒能民江

所属・肩書

名簿上は委員(お茶の水女子大学名誉教授)。議事録表記「戒能委員」

発言要旨

ありがとうございます、戒能です。16-1の7ページで、2の父母の協議離婚の際の定めの(2)の養育費のところです。これは、本文というよりは、(注)書きになるのかなとは思うんですが、一般先取特権や法定養育費制度の新設という提案をここでされているわけなんですが、養育費の問題というのは言うまでもなく、取決めもしていない人が多いし、それから、更に問題なのは、受給していないという人が非常に多いということです…

ありがとうございます、戒能です。16-1の7ページで、2の父母の協議離婚の際の定めの(2)の養育費のところです。これは、本文というよりは、(注)書きになるのかなとは思うんですが、一般先取特権や法定養育費制度の新設という提案をここでされているわけなんですが、養育費の問題というのは言うまでもなく、取決めもしていない人が多いし、それから、更に問題なのは、受給していないという人が非常に多いということです。ここには養育費に関する定めの実効性向上というタイトルが付いているわけですね。いかに実効性を向上していくかというときに、もう一つ、もちろん民事法の問題として…

(PDF p.45)

武田典久

所属・肩書

名簿上は委員(親子の面会交流を実現する全国ネットワーク代表)。議事録表記「武田委員」

発言要旨

親子ネット、武田です。今発言してよい範囲は、部会資料16と17でゴシック、本文に書かれている箇所で良いですか。分かりました。では、私の方は、16の第4 の1、ここだけ意見述べさせていただきたいと思います…

親子ネット、武田です。今発言してよい範囲は、部会資料16と17でゴシック、本文に書かれている箇所で良いですか。分かりました。では、私の方は、16の第4 の1、ここだけ意見述べさせていただきたいと思います。 ここ、対象者、本文上の記載では父母の双方又は父母のうち親権者となる者及び監護者となる者、こういうふうに記載がされています。一体そもそも目的をどう定める、又はどこの層をターゲットにする、そういう議論は重要なことは重々承知しているんですけれども、ただ、このパブコメ募集に当たっても、まずは父母の双方という絞った記載にしてパブコメを募集してはいかがかなと…

(PDF p.46)

一次資料

家族法制部会委員等名簿第16回第18回

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